こんにちは、臼杵の自称観光大使アンジーです。
今日は臼杵の伝統行事、うすき竹宵祭りについて紹介します。
うすき竹宵祭りは毎年開催されるのですが、コロナになってからの2年間はありませんでした。。。
でも、今年はなんと2年ぶりにうすき竹宵祭りが開催されるらしいです。今のところは!
今後感染状況によってはどうなるか分からないのですが。。きっとあるでしょう!
今年は11月5日、6日に開催されます。
今年は祇園祭もなかったので臼杵の夏は寂しかったけど、うすき竹宵祭りがあるということで少しはまた活気が戻ってきたらいいなと期待しています!!
臼杵竹宵祭りってなに??
臼杵竹宵祭りについてご存知ない方も多いと思います。大分県に住んでいる方や大分出身の方はもしかしたら聞いたことある!とか知ってるけど見たことないって人もいると思います。
うすき竹宵祭りでは臼杵の町中を竹ぼんぼりや竹で作られれたオブジェで飾られて幻想的な風景が広がります。
臼杵の城下町の雰囲気と竹ぼんぼりで照らされた石畳みは幻想的でまるで何千年も前にタイムスリップしたような気分になります。
臼杵竹宵祭り起源の、真名の長者伝説
竹宵祭りの起源とされる歴史は古くて起源は真名の長者伝説と呼ばれる1400年ほど前の話にさかのぼります。
昔、般若姫(はんにゃひめ)と呼ばれる美しい姫が臼杵に住んでいました。その噂を聞いた帝が姫を都に妃として差し出すように命じました。しかし彼女の両親、真名の長者はそれを拒みました。代わりにあげたのは般若姫の絵を描いた玉絵箱を献上しました。
するとそれを目にした一人の皇子が般若姫に惚れて身分隠して臼杵にやってきました。
そしてなんやかんやあってかれらは結婚し、そして般若姫は妊娠します。
しかし、長い間留守にしていた都から皇子に帰るように命令が下ります。
妊娠している般若姫を一緒に連れて行くわけにもいかず、産まれた子が皇子ならば連れてくるように、娘ならば臼杵にのこし、真名の長者の跡取りにするようにと言い残して皇子は都に帰りました。
そして、生まれた子は娘だったので般若姫1人で都にいる皇子に会いに行くことになりました。
会いに行く航海中、般若姫は嵐にあい死んでしまいました。
それを悲しんだ、彼女の両親、真名の長者は都にある彼女の絵、玉絵箱を里帰りさせました。
その里帰りの際に道中を竹ぼんぼりで照らし出したのが竹宵の始まりと言われています。
竹宵の真名の長者伝説はざっとこんな感じです。
私はずっと臼杵に住んでいるのでがこの伝説の話はほとんどの臼杵市民が知っていると思います。むかしから聞いている伝説ですごく馴染みがあります。
でもこの伝説は竹宵のときに般若姫行列がの前に放送がかかるのでそれで知っているって感じで詳しくはよく知りません^^;
本当はもっといろんなことがあって般若姫は死んでしまうらしいのですが詳しくはわかりません。
臼杵竹宵祭りの歩き方!
そんなこんなで始まった歴史ある臼杵竹宵なのですが、屋台もいっぱいでてお祭りモード全開です。
竹宵は4時ごろから火を灯しはじめます。地元の人たちや組合の人たちがそれぞれチャッカマンやマッチをもって火をつけます。
屋台とかもだいたいこのぐらいの時間から始まっています。
5時ぐらいになってくるとだんだんと日が沈みはじめて夕焼けと竹ぼんぼりとで幻想的な世界が広がってきます。
私的にはこのぐらいから行くのがいいと思います。
5時過ぎてくると臼杵の街中にも人が多くなりはじめます。だんだんと人の量が増えてきて活気があります。
私はよく、友達と行っていたのですがまずは子ども公園や八町大路に出ている屋台で腹ごしらえをします。
子ども公園にでている出店は普段いろんなとこである屋台のようなお店が多いです。たこ焼きとかはしまきとお好み焼きとか唐揚げなど!
八町大路では地元のお店の方が出している出店が多い気がします。ふぐ寿司や肉屋さんの焼きとり、じびえのお肉たちを使った焼き鳥など普段、気軽に買えないようなご飯を気軽に買えるのでその辺もおすすめです。
トラフグはお店に行って基本10000円のコースからとかでしか食べらないけど竹宵の日の出店なら500円でとらふぐのお寿司が食べられちゃいます。
八町大路の入口付近で毎年売っているので是非行ってみてください。。
私はある程度腹ごしらえをしてからオブジェを見に行きます。
やっぱり、竹宵の見どころといえば二王座歴史の道です。
臼杵の趣のある石畳の道を竹ぼんぼりが並んでいて幻想的できれいです。
ちなみにここの道の竹は地元の中学生や小学生も並べています。
地元の小中学生はだいたい竹宵の日は土曜学校があって、午前中にみんなで竹よいの準備をしています。私も9年間毎年行っていました。
なので竹宵では至るところに地元の子どもたちの作品やオブジェがあるんです!!
二王座の周りにもたくさんあるのでそれも見に行っていました。
子どもが作ったとは思えないきれいなオブジェがたくさんあるのでぜひ皆さんも見てみてください♡
そんなこんなで竹宵を楽しんでいると般若姫行列の時間になってしまいます。
般若姫行列は先程紹介した真名の長者伝説を再現したもので、般若姫たちが輿に乗って臼杵の町中を、通って行きます。
田舎のこういうお祭りのってクオリティー低そうなイメージないですか?
でも臼杵のは違うんです!!
けっこうクオリティー高いし本当にきれいです。
雅楽隊も地元の方たちで構成され、本当にきれいな音色で心が落ち着きます。しかも吹きながら臼杵の中を1時間くらいかけて歩きます。
般若姫たちも臼杵市在住のかたで、これがまたとっても美しいんです。
私の知り合いもなっていました。
毎年募集をかけてオーディションして決めるらしいです。
今年は9月22日まで募集しているそうです。
興味のある方はぜひ!!
般若姫行列が過ぎたらだいたい竹宵は終わりです。ぼちぼちみなさん帰り始めます。
でもでも、このぐらいを過ぎたら屋台を出しているお店でセールがはじまるところもあります。その日のうちに売らなければいけない生物とかは半額だったり20%オフになっているところもあるので帰りながらお土産を買うのがオススメです。
臼杵竹宵まとめ
私の竹宵の周り方はだいたいこんな感じです。
たぶん、地元の人はだいたいこんな感じで回るのではないかと思います。
臼杵竹宵祭りはすごく歴史があって臼杵の中でも特に盛り上がるお祭りのひとつです。
是非みなさんも行ってみてください。
きっと楽しいはずです。
それではみなさん次の記事でお会いしましょう♪
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