【大分観光】臼杵の紅葉といえば白馬渓(はくばけい)!もみじ祭りはコロナ渦で開催できるのか!?

こんにちは。臼杵の勝手に自称観光大使、ちずです。
紅葉のシーズンになると京都、箱根、小田原などが見所としてテレビで取り上げられることが多いですが、臼杵市にも紅葉スポットがありますので、ご紹介します。臼杵市の紅葉の名所といえば「白馬渓(はくばけい)」です。まだ紅葉には早かったけんですが、先日白馬渓に行ってきました。気候の良い秋のお手軽ハイキングにはちょうど良い場所です。30分もかからずに登れますので、体力に自信のない方でも、気軽に季節を味わえる場所になると思います。皆さんも、ぜひ紅葉狩りを楽しみましょう。

白馬渓(ハクバケイ)ってどんなところ?

臼杵市の紅葉の名所といえば白馬渓。といわれるほど、紅葉の季節にには、多くの人が訪れます。
読み方は、ハクバケイと読みます。
羽衣山腹から湧き出る清水の、奇岩を割って流れる姿が、白馬の駆け抜ける様子を思わせることから、明治時代頃からこう呼ばれるようになったようです。

白馬渓の歴史、由来

白馬渓の歴史を調べてみると、元々は1833年(天保四年)に臼杵城下の商人の三並屋繁右衛門と清水善七が相談して、伊勢神宮に参拝することが出来ない臼杵の人々のために、「馬代小谷」と呼ばれていました。
この地に、伊勢神宮の外宮「豊受大神」のご分霊を御神霊として迎えたことが始まりだそう。御神体はこの渓谷の一番高い位置に神殿を造営して安置されています。
馬代地区から社殿までの参道の周囲は、伊勢神宮周辺を真似てつくられ、神域にふさわしい景観が人工的に整えられました。

現在も残る八つの石橋はこのときにかけられたもので、全ての形状が異なるなど、遊び心にもあふれています。
(参考 教育委員会が白馬渓の入り口に看板など)

白馬渓 駐車場は全部で15台前後と少々少なめなので紅葉シーズンは注意!

すごい見どころの多い白馬渓。観光シーズンには、すごくいいのですが、一点注意があります。
それは駐車場の数が15台と少ないんですよね。どこも、立地が良いだけに、車で訪れやすいのも白馬渓の良いところでもあります。

駐車場の場所は、登り口のすぐ近くに2台。1分くらい歩いたところに数台。
2分くらい歩いたところに10台くらいあります。紅葉シーズンはちょっと注意が必要ですね。

【白馬渓の参道】私の歩いてみた感想

さて、私の白馬渓の参道を歩いてみた感想です。

登り口には鳥居と石燈籠があります。鳥居をくぐると空気が違います。
最初はなだらかな舗装された道を100メートルほど進みます。山道にだんだん入りますが、あるきやすいように整備されてます。
小川沿いを歩いて行くので、水の音がとても心地よく感じられます。小川を挟むように道があるので、そこに石橋がかけられています。確かに石橋の形は少しずつ違っていました。
途中、小さな滝などもあります。


お昼すぎに登り始めたので、木の隙間から差し込む陽の光がキラキラと輝いて、私はとてもきれいだなと感じました。
くねくねと曲がりながら登って行くんですが、登り始めてちょっとしたところに、神楽殿がありました。確かに山全体が神社の境内なんだなぁと思いました。
さらに神楽殿から少し歩いたところにはご神木がありました。ご神木は参道の脇にあるのですぐそばでパワーをいただきました。そこから少し歩いたところに手水所があり、ひしゃくが二つ置かれていて、岩の間をゆっくりと流れてきた水で手を洗うことが出来ます。そこの水はとてもまろやかな手触りでした。まるで化粧水のよう。手水所の横には、大きくはないですが滝もあります。
御神殿は登山道から少し離れた切り開かれた離れた場所にあります。ここでお参りをします。
お賽銭箱にノートが置かれていて参拝記録を残してきました。そのノートには、毎日参拝されている方もいました。


御神殿の脇の木の下に、なぜか引き寄せられるように行ってみると、そこにはまだそんなに日にちが経っていないであろう30センチちょっとはある蛇の抜け殻が…しかもきれいに頭からしっぽまで残っていました。大切に持ち替えらせていただきました。
お参りを終えて、もう少し上まで歩いていきます。
ぱっと景色が開けて、目に入ってきたのは池。白馬渓に流れる川の源です。

白馬渓の龍神伝説?

小さい頃に母に連れられて白馬渓に何度となく行きました。覚えているのは龍神伝説。
小学校に上がる前の記憶ですが、母がいつも白馬渓に来るたびに言っていました。「ここの池には龍が住んでいるんだよ」って。龍が何なのかもわからない私には龍ってなに?でも、とてもすごいもの?すごい動物?そんな風に思っていた感覚を思い出しました。
大人になり、そのころの母の年齢も超えて、白馬渓に来てみると、確かに龍神様がいそうな気がします。
池の周りを一周できた記憶がして進んでいくと、3匹の蛇に遭遇。しかも姿を見せる前に、草の中でカサカサといる場所を教えてくれるんです。
これこそ、龍神さまの遣いではないかと感じました。ただ、蛇は危険な生き物でもあるので、遠くから見ていました。やたらに近づくのは危険です。
実は池の周りを進んでいくと、途中から車の通れる道に出てしまいました。記憶と違う~!!ということで引き返しました。だけど同じ道を引き返したのに、なぜか池の出発地点に到着しました。
突き進まずに一度振り返ってみると、見えなかった道を進むことが出来るんだなぁ~と、気づきました。
やはり、龍神様はいるんだと思いました。
(個人的感想)

白馬渓の紅葉シーズンは11月。2020年はコロナで中止!2021年は?

私が、先日いったときは、まだまだ緑が多かったです。見ごろはもう少し先ですね。
でも、池のほとりの「もみじ」が一本だけきれいに色付いていました。

白馬渓の紅葉シーズンは11月。
毎年、11月23日に白馬渓の「もみじまつり」が開催されています。
地域の方が甘酒を配ってくれたり、神楽などのイベントも行われています。
2020年は、コロナの影響で、中止が決定されています。

2021年は、開催するのかきにあんりますね。

白馬渓の住所 〒875-0061 大分県臼杵市馬代

所在地 〒875-0061  大分県臼杵市馬代 MAP
交通アクセス (1)臼杵駅からバスで15分
徒歩で10分

Google Mapより

まとめ

白馬渓はこれからが見ごろ。11月中旬くらいまで紅葉が楽しめます。30分あれば登れるし、森林浴するには最高の場所です。子どもの頃の記憶を思い出したので、小さい子がいてもハイキングを楽しめます。ただ、ベビーカーは不向きです。どんぐりもたくさん落ちていました。どんぐりでコマを作って遊んだり、昔を懐かしむこともできます。
紅葉狩りって「もみじ」を見て楽しむことなんですね。言葉の響きからずっと「もみじ」を持って帰ることだと思っていました。「フルーツ狩り」のように…

ぜひ、九州に、大分にいらした際は、自然豊かな臼杵市へぜひお越しください。

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