みなさん、こんにちは~。自称「大分県臼杵の勝手に観光大使」 アンジーです。
今回は臼杵の夏といえば、祇園まつりというほど、臼杵の街に定着している祇園まつりについてご紹介します。
2022年の祇園まつりはいつ開催されるの?
2020年、2021年とコロナウイルス感染症対策として、残念ながら開催されませんでした。
では、今年こそ開催されるの?と待ちに待っていた臼杵市民。
残念ながら、今年も開催されません。ほんとに残念です。今年こそはと待ち望んでいたんです。
臼杵祇園まつりってどんなお祭り?
そもそも臼杵祇園まつりってどんなお祭りなの?
大分県臼杵市の八坂神社で7月の第2日曜日から土曜日までの一週間行われる祇園まつりのことを言います。
地元では祇園様のことを「ぎょんさま」と呼び、親しまれています。
8つの町が毎年2つずつ交代で当番町を務めて山車に乗って競い合います。打ち合いをしている時は迫力と熱気が有って最高です。
他にもお祭りの期間中は御神楽が毎日舞っていて出店が出ていて賑わっています。
臼杵祇園祭り、どうやって楽しむ?
臼杵に生まれ育ち、生まれた時から祇園祭りを楽しんできた私が普段やっている祇園祭りの楽しみ方を紹介します!!
まずはなんと言っても八坂神社から出発する行列をみる事ですよね!!巫女さんや天狗、お神輿などたくさんの行列がもう一個ある八坂神社に向けて出発します。
そして、それについて行って御旅所で神様にご挨拶します。やっぱ、祭りと言っても楽しむだけじゃなくて神様へのお参りは忘れてはいけないですよね。
お参りした後はお店でかき氷買って食べたり、みんなとご飯行って時間潰してまた夜の打ち合いをみたりって感じで毎年過ごしてます!
臼杵祇園祭りの御渡り!!
お渡りとは神輿やたくさんの行列、山車が海添にある御旅所に渡っていくことです。
まず先頭を歩くのはお槍振りと呼ばれている人たちです。名前の通り長い槍を振りながら歩いて行きます。これを振ってあるくひとたちの中には地元の中学生たちもいます。
私が中学生の頃は夏になると中学校にお槍振りをやりませんか?という募集がかかっていました。友達の何人かは参加していましたが私は参加したことはありません。しかし、参加した子に話を聞くと槍は重いし、地下足袋をを履くので足は熱いし凄い大変らしいです。
みている側は息が揃っていて圧巻で凄いなと思ってみていますが大変らしいです。
その後は御神輿や天狗、町八町の子どもたちの引く車などいろいろなものが続きます。
お神輿は3つ通るんですが、もちろん3つとも中を潜ります。私は、お神輿って中を潜るとなんとなくご利益アップする気がして貪欲にも3つ全てコンプリートしています。
あと、これ潜った時の独特の匂いとか嗅ぐと、「夏はじまったー!!」感があって楽しくなります。
そして最後には一番のメイン山車が通ります。臼杵祇園祭の山車は当番町の若衆たちが乗り、太鼓やかねを打ち鳴らします。「チキチキチンコンコン」というおはやしが臼杵市の町中に響き渡ります。これを聞くとテンションMAXです。待ってました!!って感じですね笑
臼杵祇園祭りの中祇園とは!?
中祇園とはお渡りとお帰りの中間の日にあるので中祇園と呼ばれています。祇園祭開催中の週の水曜日に行われています。この日は行列が出たり、山車が出たりするわけではないですが私的には一番好きな日です。中祇園は海添にある御旅所であるもう一つの八坂神社で行われます。
参道には田舎なので出店は多くはないですが10個くらい出ています。
そしてこの中祇園でのメインイベントは御神楽です。御神楽の中でもいちばん楽しい演目は柴引きです!!
これは単純にいうと鬼と柴を引き合い、力比べをします。柴ひきになると周りにたくさんの人が集まり始めます。柴で鬼を叩いたり、鬼を台から引きずり下ろしたり、たまにやりすぎて鬼から全力で追いかけられ捕まったりと鬼も観客も全力です。
特に地元の中学生は本気で参加しています。私も中学生の頃は毎日参加して鬼と戦っていました。
本当に楽しいのでぜひ柴ひきを体験したことがない人はやってほしいです。楽しくて帰れません。
この時には鬼が子どもを抱っこしてくれるのですがそうすると元気に育つとか!そして全力で嫌がる子どもちを見るのを可愛くて楽しいです。
臼杵祇園祭りの御帰りとは!?
臼杵祇園祭りのお帰りは7月の第3日曜日に行われます!
御帰りは御渡りとは逆で御旅所から本宮に帰ります。行列の内容は御渡りの一緒です。
お帰りも長い行列と山車が出ます。多くの人が見物に来ており賑わっています。
臼杵祇園祭りの曳込みとは!?
臼杵祇園祭の最後として夜に開催されます。
臼杵の町の中を2つの当番町の山車が周り、最後には辻のロータリーで打ち合いをします。またこの曳込みの一番の見せ場が辻出会いです。二つの山車が辻のロータリーを勢いよく駆け抜けていきます。辻のロータリーはせまいくて結構なカーブになっているところを重くて大きな山車が駆け抜けるので迫力がすごいです。
そしてクライマックスにかけて行われるのが打ち合いです。
2つの山車が1メートルくらいの近さで向き合いそれぞれの町のお囃子を鳴らします。若衆たちも一番気合が入っていてお囃子は激しく盛り上がりは最高潮です。観客も叫んだり掛け声したり街全体が熱気に包まれています。
これが終わると各町に山車が帰っていきお祭りは終わります。
臼杵祇園祭りのまとめ!
今回は臼杵の風物詩、臼杵祇園祭りを紹介しました。今年も新型コロナウイルスの影響を受け開催はされませんでしたが来年こそは開催してほしいです。臼杵祇園祭りがないと夏が来た感じがしません。
早く前のように臼杵の夏を取り戻せるようになるといいですね。また、あのお囃子の音が聞けるのを楽しみにしてます
それではまた次の記事でおあいしましょう♡
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